ブログ開始して初めての企業動向分析です。
第一弾はスクウェアエニックスです。
(2月中に書き上げた記事なので少々情報が古いですが・・・)
コンシューマーゲーム大手ですがいまでいうとスマホアプリ関連という
カテゴリーでしょうか。
2015年2月現在、時価総額は3000億越えとかなり大型株となります。
マナオ自身、時価総額が小規模な企業を好んできたため投資家当時は触手が動きませんでしたが、調べてみると非常に有望です。
・スクウェアエニックスって?
ドラクエとFFを軸にコンテンツを展開する日本屈指のゲームメーカーである。
子会社のタイトーでゲームセンター運営やアーケード機器の開発
出版部門も抱える
高収益のスマホアプリの好調さが直近で目立っている
※引用 2015年11月6日開催 決算概要(p13 p14)
上位アプリほど第3四半期より第4四半期である1月~2月の順位が伸びてきています。
この半年間で星ドラ、キングダムハーツ、FFBE、FFGMが開始され
1月に開始したグリムノーツもスマッシュヒットとなっています。
(百万単位)
第3四半期での伸びの多くがスマホアプリといわれている状態で
第4四半期はさらに伸びているのがわかります。
本年度に過去最高益を大幅に達成する可能性が高い
コンシューマーゲームは売り切り型のため継続して売上・利益は上がらないものの
この第4四半期はドラクエビルダーズやスターオーシャンなどの注目作や欧米の大作も一部発売予定となっており、損失計上となる可能性は低い。
スマホアプリは上述の通り好調。かつ数年単位で収益が見込め、セールスランキングの結果は見えているので確実に大幅な利益を計上してくることが見込めます。
スクエニの過去最高売上と過去最高益は2010年で以下の通り
(百万円単位)
第3四半期までの実績からすると容易に超えてくることが想定されます。
市場における通期のコンセンサスの営業利益は280億。
来期も大幅な過去最高益を出すポテンシャルがある
来期はこの3月に発売日が発表となるが、FF15が全世界で発売となり、
サガの新作やドラクエ30周年も迎えます。
FFやドラクエの新作があるかないかが業績を大きく左右していたものの
この数年でアプリとPCのMMOで安定的な利益を出してきました。
FFのコンシューマータイトルは実に7年ぶり?ということで期待。
また、今期のように新たなスマホタイトルが登場する可能性を考慮すると
ポテンシャルは十分です。
VR関連銘柄
将来性という側面でいうならば数年間はスマホ向けと予定されている大作のコンシューマータイトルで絶好調な業績をたたき出すと予測されます。
その先となるとVR関連の筆頭銘柄の1つであることにも注目。
少々先の技術とはなるが現在最も精力的に研究されている分野でもあり、
スクエニHDにおいても注力していく分野であると株主総会でも触れられています。
技術と資金力のある同社は時価総額は既に高いものの、強固なIPにスマホ市場での成長とVRという将来性からするとまだまだ成長し、評価されていく可能性は大いにあります。
VRとは・・・ 「仮想現実」のことで、コンピュータなどによって作り出されたサイバースペースをあたかも現実のように体験する技術のこと
※投資は、投資者自身の判断と責任で